六花界オーナー、モリタハヤトさんがつくる"場"が好きなんだと思う。
きのうは、神田・六花界のモリタハヤトさんの記念すべき初単著の出版記念パーティにお邪魔してきました。写真はモリタさんとお祝いに駆けつけた日本各地の日本酒蔵元の若手スター4名様。パーティではたくさんのハイライトシーンがあったけど、このショットはひとつのハイライトだったかと。みなさん、とてもいい笑顔だ・・・。
トークイベントを終えて颯爽と登場されたモリタさんの白スーツ姿がきらきらまぶしくて!まぶしすぎて!そこからステージに上がってから、一番お世話になったと本のなかでも書かれていたボクシングジムの会長とのトークの掛け合いがもう絶妙で!おなかを抱えて笑いまくりました。わたしも生まれは関西だけど、あのノリというかボケツッコミのすばらしい間合いは天才同士じゃないと正直無理だと思いましたw
あ、いきなり「六花界」と書きましたが、東京・神田にある立ち飲み焼き肉店「六花界」というお店のことで、お店の素敵さについてはいろんな記事が上がっているのでそちらをどうぞ!
- [N] 「六花界(神田)」立ち呑み&焼肉♪女性お一人様でもOK
- 神田「六花界」 立飲焼肉&ビール | 生ビールブログ -とりあえず生!-
- 彼女ができる焼肉店「六花界」ってなんだ! - NAVER まとめ
オーナーのモリタさんについては、やっぱり発売されたてほやほやのこちらの本を是非読んでみてください。わたしはAmazonで予約したけど取り消して、発売当日に本屋で買いましたがw(そっちの方が早く手に入るので!)
大繁盛の秘密教えます! 激セマ立ち飲み焼肉店「六花界」だけに人が集まる理由 (角川フォレスタ)
- 作者: 森田隼人
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2013/04/24
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
さて。このエントリのタイトル、なんかものすごく唐突な書き出しみたいな感じですが。きのうの会に参加させていただいたいて、はじめて六花界に行った時のことを思い出して、なんかちょっと泣きそうになったんです。
せまい店内にぎゅーぎゅーになりながら2つの七輪を他のお客さんと共有しながらお肉を焼いてたり(しかも立って食べる)、トイレにいくには奥に居る常連さんをかきわけて目指さないといけなかったり、1杯目の乾杯はお店にいるひとみんなで乾杯するというルールがあったり、そんないろいろな「六花界の掟」が居場所・居心地をつくってるのかもなあと思ったのです。
きのうのモリタさんもスピーチのなかで、ボクシングジムの会長にいじっていじっていじりたおしてもらって、「ぼくの居場所がある!」と感じたというエピソードをお話しされていました。「いじってもらえる=居場所がある」という心地よさというのが、本には書かれていないモリタさんがつくるお店のいいところなのだと思います、きっと。(ひとりでたべるより、みんなでたべる方がおいしいもんね。たのしいし。)
もともと私が「六花界」を知ったのは日本酒に興味を持ちだしたタイミングで「焼き肉に日本酒を合わせるとやばい(おいしすぎる)」ということを教えてもらったのが最初のきっかけでした。さらに言うと、モリタさんが手がけていらっしゃるお店は他に2軒あって、その1つに住所非公開の「初花一家」というお店があるのですが、「初花一家」に行ってきた話を聞いてから行きたくて行きたくてたまらない!と思いを募らせていたのでした。
[N] 「初花一家(鴬谷)」超絶美味い焼肉エンターテイメント☆【住所非公開】【一見不可】
ミイルブログ » 【写真で美味しい料理店】一見さんお断りのメチャウマ焼肉店「初花一家」
と、こういったブログエントリを読んで悶々としていたのですが、ひょんなことで初花より先に「六花界」にお邪魔するタイミングがあったのでした。
そう、あれは忘れもしない2013年3月2日!なんで覚えているかというと、その日お店で出していたお酒に「流輝」という桃色のお酒があり、「明日は桃の節句なんで今日は桃色のお酒を出してます!」と店長さんが話していたからです!
ちなみにこのお酒です。が、写真は別のお店で飲んだときのやつです。六花界では撮り忘れたというか写真とか撮ってる余裕がなかったw
滋賀県産の「たまさかえ」という酒米を使っているお酒。この桃色は「協会赤色酵母」からなる色だそうです。生酒なので、口に含むと少し発泡を感じられる、あまくてきらきらしたお酒でした。
という感じで、最初は"日本酒×焼肉"というテーマに目がくらんで連れて行ってもらったお店だったのですが、「六花界の掟」から醸されるお店の雰囲気にすっかり惚れて帰ってくることとなりましたw しかし、わたしのつたない表現力ではこれ以上うまく書けませんので、この辺でやめときますw(是非お店に足を運んでみてください!)
冒頭の写真の話に少し戻りますが、日本酒蔵元の若手の方4名がモリタさんのお祝いにとおいしい日本酒を持ってきてくださいました。その4蔵はこちらー。
- 日本酒「紀土」TOPPAGE ~平和酒造株式会社~
- 米鶴酒造|山形の酒蔵「酒は正直なものですよ」
- 東力士の(株)島崎酒造
- 御代桜醸造‐品質一筋、美濃の地酒(岐阜県美濃加茂市)【若き杜氏が丹精込めて作り上げたこだわりの日本酒をお楽しみ下さい。】
ワイングラスを片手に、それぞれの蔵元のブースに駆け寄り、4種類すべていただきました!全部おいしかったのですが、いちばんのお気に入りは平和酒造さんの「紀土(KID)」でした。
そういえば平和酒造さんといえば梅酒も作っていらっしゃるんですが。
この「鶴梅」という梅酒、平和酒造さんが作ってるということを知らなかったときから「ラベルがかわいくて好き」とブックマークしてたようです。(こないだこれのシリーズの「レモン」がはせがわ酒店に売ってたことも思い出した。)
これからもすてきな日本酒に出会いたいので、モリタさんのお店にお邪魔できたらなあと思っています。そして、いま一番行きたいのは、モリタさんがオーナーのお店の3軒の内のもう1店舗で高橋エリさん(ちょう美人!日本酒にくわしい!)が店長をつとめていらっしゃる「吟花」さんです!(ちなみにこのお店は女性じゃないと予約ができないそうです。)今年中に行けるといいなあー。
あらためて、日本酒(とお肉)をこんなに好きになれてよかった!
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最後におまけというか、最近飲んだ日本酒で「ワイングラスで飲んでおいしい」やつに出会ったので自分用備忘録。
いや~、好きなモノやヒトのことを書くのって好きが前のめりになってしまってうまく書けないなあ。むずかしす。
六花界
東京都千代田区鍛治町2-13-24
JR神田駅東口から徒歩1分。右手に出てガード沿い。
03-3252-6844
17:30-24:00(日・祝お休み)