東北の美味しいものを、食べたり、飲んだり。(多分、それでいいのだ)
隅田川の花火大会はなんとゲリラ豪雨で前代未聞の30分で中止になってしまったそうですね。恵比寿の盆踊りも突然の大雨で駅前がてんやわんやになっていました。
写真はですね、ベアレン醸造所さんがつくっているビールです。ベアレンさんは、ドイツから盛岡市に移設した醸造設備を駆使し、ヨーロッパの伝統的な製法によるクラシックビールを造るブルワリーだそうです。
このビール、ラベルにもあるとおり「Hanabeer」という名前が付いた特別なビールです。何が特別かというと、「LIGHT UP NIPPON」というプロジェクトでつくられたアイテムというところです。簡単に言うと、このビール飲むと東北での花火大会の開催に募金協力できるというものです。(プロジェクトの詳細はこちらをどうぞ。)
実は、宅急便で荷物が届いて「このビールどうしたの?」と聞かれたとき、ことばに詰まってごにょごにょしてしまい、なんだかうまく説明ができなかったんです。正直言うと、未だにどう向き合って良いかよくわからないというのが本音で。募金がしたかったのではなく、ビールを飲んでみたかったと言いたいんだけど、まわりまわってそれが花火大会の開催費用になればそれはまあいいよね!という気持ちはあるので、東北のこと全然意識してないと言ったらそれは嘘になるし…みたいな。自分のなかの問題なんですけども。
そんな感じでinstagramには写真を上げていたけど、なかなか書けなくてずっと下書き保存をしていたのですが、今朝Facebookを開いたら、さとなおさんがこんなエントリを投稿されていて。
朝イチ往訪の途中、地下深い大江戸線にゆられながら、「牡蛎って冬が旬じゃなかったっけなあ。」などと思いながら読んでいたのですが、「東北食べる通信」という『食べる情報誌』なるものが紹介されていました。
www.さとなお.com(さなメモ): 「東北食べる通信」から完熟牡蛎が届いた!
春が遅い石巻では7月はぎりぎり牡蛎がおいしくたべられる時期とのことで、だから"完熟"なんだとか。夏にいただく熟した牡蛎…うーん、涎が垂れそう。
食べものの今を、アタマと舌で考える。史上初の「食べる情報誌」、東北から創刊。
上の画像にリンクを貼ってるので、是非ページに飛んで編集長の高橋さんのことばを読んでみて欲しいです。概要はさとなおさんのブログを引用させていただきますね。
月々1980円で、数ページの雑誌(新聞?)と食材が家に届くのである。
しかも被災地の生産者から。その生産者のストーリーや食材のストーリーと共に。via @さなメモ.com
また、「東北食べる通信」は"会員みんなで食べものの作り手を支える"というCSA(Community Supprted Agriculture)という仕組みで、作り手と会員をつなげてくれているようです。
「へえ~」と思いながら、とりあえずさとなおさんのブログと「東北食べる通信」のページをブクマしておいたのですが、また別方面からこんな記事が…!
勝手にいわきガイドさんの"食べるデアゴスティーニ"って表現はうまいw コグレさんもじゅるりじゅるりと書いてますが、短角牛じゅるりですね、ほんと。
たまたま今日、タイムリーに「東北×食べる」な話題に触れたけれども、以前読んだまゆみんさんの「復興グルメ旅」のエントリも「Hanabeer」購入の動機に密かに影響していたり…。
ほんと、"そうか、美味いもん食べるためだけに東北の被災地に行ってもいいのね!"ということばに尽きるというか。うん。
- 作者: 復興グルメ取材班,佐藤尚之,田頭真理子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/06/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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まだ読んでないのでいよいよ購入すべきか…! 買ったらさっそく北へ旅行に行きたくなりそうだなー。電車にも乗りたいし。
そうそう、ビールは私の好きなピルスナーで、とても美味しかったです。あと1本残ってるの、いつ飲もうかなあ。
※ちなみに「Hanabeer」無事完売したそうです!8/11の花火大会、晴れるといいですね。