紫陽花の色はリトマス試験紙に似ている。
雨降りの月曜日はすきじゃないけど、空梅雨なのか、あまり雨が降らなくて水不足になるのもそれはまた困るというもので。
すきな花をたずねられたら、ガーベラか桜と答えることに決めている。基本的に花束になってるような切り花が苦手なんだけど、ガーベラは生花なのに造花みたいに偽物っぽいから、別格。(ケータイに入っている抽象化された「花」の絵文字はきっとガーベラをモデルに作られてるんじゃないかとずっと思ってる。)
桜は樹に咲く花なので好き。桜によく似たアーモンドの花も好き。
そういえば、木蓮も好き。
写真は近所で見たあじさい。この絶妙なグラデーションが何とも言えなくて思わず傘をかしげて写真を撮った。
あじさいは、漢字で書いてもきれいだ。紫陽花。
でもこのうつくしい花びらのようなものは、「萼(がく)」というパーツであって、花びらではないというのを、父親に教わった記憶があったので調べてみたら、記憶、合ってた。
アジサイには「装飾花」と「真の花」の2種類あります。ガクアジサイの花序(花の付き方)は周囲の大きな花が「装飾花」、中央の小さなものが「真の花」。普通、私達が「アジサイの花」と思っているものが「装飾花」です。おしべやめしべが小さく退化し、名前の通り、飾りで役立たない花です。花びらのように見えるのは大きくなった「がく」です。 ホンアジサイはほとんどが装飾花になっています。真の花は装飾花に隠れて、外からは見えません。<手まり>の中にあります。ホンアジサイの花を裏返すと、装飾花のかげに、真の花のつぼみが見えます。
via @RICOH Communication Club
あじさいの色は「アントシアニン」という色素に起因していて、土のphによって色が変わるんだとか。アルカリ性だと赤、酸性だと青。
赤とか青に変わると言えば、リトマス試験紙だけど今でもちゃんと覚えてるのは、中学の時に教わった覚え方のおかげだ。「赤信号、青になったら歩きましょう(アルカリ性)」みたいなやつ。だから青のリトマス試験紙が赤くなったら酸性です。(パターン青は使徒です。)
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なんかこれ、楽しそう。使わないけど。
冬の間にはすっかり存在を忘れてるのに、赤や青やいろんなグラデーションでぽこぽこ手まりのように咲いているあじさいを見て、わりとそこら中に植わってたんだなと気づかされる。道ばたのでも充分きれいなんだけど、敢えてあじさいのきれいだと言われている場所に見に行ってみたいなと思ったり。京都の三室戸寺はずっと行ってみたい場所。今は蓮も咲いているらしいし。
でも、京都は遠いのでほたるも見られるという椿山荘に行ってみたいな、と。
庭園 ニュース 「ほたるの夕べ」開催中:5/17ほたるの初飛翔を確認しました! | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。
宿泊とかお食事なしでも、庭園には入れるみたいなのでふらりと行ってみたい。開催は7月21日(日)まで。
ほたるの夕べ(2013) - フォーシーズンズホテル椿山荘 東京 - Time Out Tokyo (タイムアウト東京)