だしと料理、あんかけや東京のすだちうどん(温)で出汁を食べる。

http://instagram.com/p/vNwddDj2mb/透き通ったおだしの上に一面に広がるすだちのうつくしさたるや。


あんかけや東京 - 広尾/創作和食 [食べログ]

神戸、芦屋で数々の人気店を手掛けた田中英男料理長のが東京進出。 コシのある細打ち釜揚げうどんに、だしのきいた餡をたっぷりとからめた繊細で上品なあんかけうどんを中心に、夜は創作おでんと一品料理、20種類以上もの全国各地の地酒銘酒を取り揃えています。

このお店、 id:katie_tommy さんがおすすめされていたので気になっていたのですが、近くに用事があったので早速訪問してきました。

お店の場所ですが、広尾駅からは西麻布方面へ少し歩くのですが、ちょうど新宿から品川駅方面に向かう都バス(品97系統)が停車する「日赤医療センター下」というバス停のところにありました(バス停のところにファミマがあってちょうどその下の階が「あんかけや東京」という位置関係)。

ちなみにファミマを背にして道路の向こう側の右手に、先日私がボロネーゼとパンに舌鼓を打ちまくった「SAWAMURA」もあります。

SAWAMURAのボロネーゼ - @pinkpeco

あんかけや東京のお店出たところから地上を見上げた図。のれんが裏だ。

http://instagram.com/p/vNwkmej2mw/入口のドアを開けてすぐのところが小上がりになっていて、靴を脱いだ方がいいのかな?と一瞬迷いましたがそのまま上がって大丈夫でした。私が訪問したのは平日の12時すぎでしたが、私以外に先客が2組ほどいらっしゃいました。

メニューはテーブルの上に開いて置いてあるのですが、日替わりランチが、本日のおうどん+「ごはん物orサラダorデザート」のいずれかを選択というメニューで1,000円(税込)というお値段でした。他にも「京生麩あんかけ」など魅力的なメニューがたくさんありましたが、初志貫徹で「名物 すだちうどん(980円・税込)」を注文してみました。

あたたかいのをお願いしたので、お盆にのせられて運ばれてきた瞬間にすだちのいいかおりがふわ~と漂ってきて、食べる前からしあわせな気分になれました。

薬味はきざみねぎとしょうが、みょうがと大葉といった組み合わせで小皿がちょこんと添えられていましたが、どれも好きな薬味だったので、加減なしに全部一気にのせちゃいました。

あんかけやさんだけあって、すだちうどんのおつゆもあんでとろみがついてるのですが、一口食べてなにより感動したのが"温度"でした。あつあつとろとろのあんは大好きなのですが、気をつけて食べているつもりでも口の中をやけどしがちなので、一口目からちょうどいい熱さだったのが個人的にはかなりうれしかったです(かといって、すぐ冷めるわけでもないからほんとちょうどよかった)。細めのおうどんもあんが良く絡んでおいしかったです。最後の方はおつゆを飲むと言うより(あんを)食べる感じでおだしを堪能しました。

夜の営業も気になります。


あんかけや東京|メニュー

夜も関西風のおだしを存分に楽しめそうなだし巻きやおでんといったメニューが気になります。
しかし生中のお値段が700円なのを見て、渋谷百軒店のなぎさんの価格に慣れすぎた私には「さすが広尾価格だなあ……」と思ってしまいましたが、たこのやわらか煮に熱燗を合わせてきゅっといただくのとか、とても愉しそうだなあとつい妄想してしまうのでした。

夜はどんな雰囲気になるかわかりませんが、地階にあるけど天井が高いので開放感があり、調度品と床板の濃ゆい茶色が落ち着いた雰囲気を醸していて良い感じでした。テーブル席の他にカウンターもありますが、背がない椅子なのでわりとカジュアルな感じかもです。機会があれば夜も行ってみたいなあ。

器いっぱいのすだちといえば、

https://kinarino.jp/system/press_eye_catches/000/002/469/9c6cdcf92f2d193517f074010a00ba40109af257.jpg?1405263489

「土山人」のすだちそばを思い出しますが、あんかけやさん、何か関係あるのかなあ……?


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