夕立ちが通り過ぎた浅草で、暑気払いにどぜうを喰らう。
蒸し暑いなあと思っていたら、ざっと夕立ちがやってきて少し涼しくなった。
夕立ちと呼べば聞こえはいいけれど、最近のそれはどうも東南アジアのスコールのように突然にやたらと激しいので、なんだかそのことばがそぐわなくなっている気がする。
地球に打ち水をするように、もう少しやさしく降ってくれるといいのになどと文句を言いたくなるけど、それはこちらの都合であって、自然界ではそんなこと知ったこっちゃないことなのだろう。
ということで、暑気払いにどぜうをいただいて参りました。美味ということばよりも滋味ということばがしっくりくる食べ物ですね。どぜうさん。
どぜうのお鍋は「まる」と「開き」の2種類。「まる」は丸ごとの「まる」ということで、ダメなひとはダメだろうなあという佇まい。グロテクス。
サイズがサイズなので、ものすごく食べ甲斐があるかというとそうでもないのですが、あまりにもほどよくやわらかく仕上がるのでいくらでも食べられます。無限どぜうに伴う無限ビール地獄。もとい、天国。
個人的には背骨と頭、しっぽをのぞいた「開き」よりも「まる」の方が好みでした。川魚をまるごといただいているのに、ちっとも生臭くも、泥臭くもありません。
お鍋でいただいたのよりも小さいサイズのどぜう達。下にしいてあるのは牛蒡のささがき(よりも細かいか)を素揚げしたもの。添え物だと思って侮るべからず。塩気がちょうどよくて、おいしいです。
冒頭の写真の看板でおわかりかと思いますが、お邪魔したお店は飯田屋さんです。
浅草のお店は終わるのが早いですね。飯田屋さんも21時半までです。
仕上げのデザートはローソンを探してアレを買いました。
なにやら抹茶味とか売り切れている味もあるそうです。ラムネも駄菓子のラムネみたいな味がめずらしく、ministopのハロハロより好きかもです。
あ、うなぎは先週末に出前を取ってちゃんといただいております。
夏バテ知らずで元気に過ごせますように。
暑中お見舞い申し上げます。