いくつになっても宝石や鉱物の原石に心を踊らされる。

f:id:pinkpeco:20140225175240p:plain http://aoimatsukura.com/neve/

このサイト、ずっとながめてたい。松倉葵さんという作家さんの「NEVE」というアクセサリーブランドのホームページです。

標本する、鉱物原石アクセサリー

NEVE ネーヴェは、イタリア語で「雪」という意味を持ちます。

空から舞い降りる無数の雪のようにわたしたちの暮らしの中には、数えきれないほどの結晶が存在します。
鉱石もそのひとつ。
単結晶のものから、複雑な化学式をもつ結合体のものまで。

磨き上げられた宝石とはまた違った、無骨でありながらもどこか魅力的な強い力を感じるそんな様々な結晶を未研磨の原石、そのままの姿でアクセサリーにしました。

また、NEVE の原石アクセサリーたちは、石そのものの美しさを身近に感じていただくために、ひとつひとつの石にその結晶形態と化学式を記載したラベルをつけ、ガラス天板の木箱にいれて、標本のように並べて飾れるようにしています。

同じ石でありながらも、色や形…同じものがひとつもない、まるで宝物のような、世界でたったひとつの美しさをコレクションとして楽しんでいただければ幸いです。

via @About : NEVE

小学生の頃、きれいな石を図鑑で見て天然石をあつめてたこと（大いにセーラームーンの銀水晶とかの影響があったと思われる）や高校生のとき何かをこじらせてたときにも再度宝石の魅力に取り憑かれていたことを思い出しました。

https://neve1.stores.jp/#!/items/527f1ccd236a1eb95e000013

「ハーキマーダイヤモンド」という名前を見つけて、なつかしいなあと思わずため息をついてしまいました。

この石、ダイヤモンドという名前がついてますがほんとは水晶なんです。透明度や形でそれぞれランクがあり、インクルージョン（鉱物などに入っている液体や小さな結晶）の少ない透明度の高いものは特に価値があるそうで。残念ながらこのピアスはSOLDOUT。再販ないかなあ。

宝石と言えば、最近読んでおもしろかったのがこれ。

宝石の国 / 市川春子 - アフタヌーン公式サイト - モアイ

今から遠い未来、僕らは「宝石」になった。
彼ら28人は、襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。漫画界で最も美しい才能が描く、戦う宝石たちの物語。

via @宝石の国 / 市川春子 - アフタヌーン公式サイト - モアイ

市川春子さんご本人手ずから単行本の装丁を手がけているということで、単行本、ホログラム加工がキラキラでとてもすてきです。

上のあらすじで大体ストーリーはわかると思いますが、「宝石の国」は宝石が擬人化されて、それぞれの石の特徴がそれぞれの能力で表現されているという設定です。第1話は上のリンクから試し読みが出来るので、是非。

市川さんの画、線が好きだなあ。