今こそ、女の子のための戦闘ギア「フリーソウルピカデリー」の復活を願う。
いつかブログに書こう、書こう…と思っていたのだけれども、その名前がどうしても思い出せずしばらく忘れていたのですが。昨日たまたま見かけたTweetでやっとその名前を思い出すことができました。
フラミンゴとミンクが好きでした、フリーソウルピカデリー。ゲイシャも欲しかった…。
http://t.co/2gJBi34wHn
— ちらいむ (@chilime) April 10, 2014
アルファベットのFとSとPがブロックのように積んであるロゴが印象的でそれはずっと記憶にあったのですが、「フリーソウルピカデリー」というのが正式なブランド名とのこと。ちなみに資生堂のブランドで、2003年に撤退(?)したみたいです。
- FSP (化粧品) - Wikipedia
めずらしくWikiを引用してみる。
しかしこのブランド、ちょっと検索しただけでFSPのことを独自でまとめたサイトや復活を望む声がたくさん出てくるのでとてもファンが多かったブランドなんだなあと。
私自身は母の鏡台のマニキュアコーナーに何本か入っていたのをこっそり拝借していたので自分でお金を出して集めていたり買っていたわけではないのですが、パッケージがすごく好みだなあと思っていました。
このゴールドのマニキュア、あったあった!速乾性の特長から「ハヤブサネイル」という商品名だったようです。かっこいい。
商品デザインは白が基調で絵の具や海外の生活用品をモチーフにしたパッケージは非常にシンプルだけど洗練されていて10年以上経ってる今見ても全く古さを感じさせず、むしろ今でもしっくりくるデザイン。
パンフレットもファンには人気のアイテムだったようで、エアラインや天気予報といったシーズン毎にテーマがあり、そのテーマに沿って広告もつくられていたようです。
こちらは記念すべき第1期のホームページ(1999年)らしい。
8bitぽいフォントがなつかしい。
上の画像は初期のホームページやさまざまなプロモーションについてアーカイブされているサイトからお借りしました。
こういうの、ホントすばらしいなあ。
ありがとうインターネット。
そして、このFSPのデザインを手がけられていた方というのが、グラフィックデザイナー/アートディレクターとして活躍されている、あの平林奈緒美さんなのです(当時は資生堂宣伝部)。GINZAのアートディレクターをされていたことが私の中では記憶に新しいのですが、あの方のデザインだったんだ!と感激しています。
OKIデータさんのサイトにインタビュー記事がありました。
平林奈緒美さん 「ザ・広告!」を避けたデザイナー道と転機 | トップクリエイターにきく! | OKIデータ
最近では、niko and...のカタログのアートディレクションをてがけていらっしゃるようです。
近頃、80-90'sのリバイバルというか、なつかしいあの頃のいろいろ(特にファッションや音楽)があらためて良いなあと思ったりするので、FSPも是非今こそ復活してほしいなあ。
というか今見てもなつかしいというよりは新しいと感じるデザインだなー。お化粧は芸術なのかもしれない。もしも復活したらそのときは絶対フルラインナップ揃えます!
FSP関連サイト
この思い資生堂さんに届け……!