塩分控えめだけど、うま味充分!片手で「しゅ!」っとできるひみつ道具【昆布の水塩】シリーズがおすすめ。

以前どこかで、「うす味"の料理をつくるのが苦手だ。」とこぼしたところ、「是非、これを使ってみて下さい。」と送っていただいたのが、『昆布の水塩』でした。

―「水塩」という名称をご存知でしょうか。
 日本を代表する調味料と言えば「醤油」ですが、醤油が普及する以前では調味料として「水塩」が用いられていたそうです。
 長亨3年(1489)の「四条流包丁書」の中にも「ウシホヲ汲テ先ず煎ジテ」と海水を煮詰めて作る調理法が見受けられます。この「ウシホ」というのは潮煮や潮汁の「うしお」のことです。正式な日本料理では自前の「水塩」を用意して料理に使用しているのです。ミネラル分が多く含まれた塩を水に溶かし、調味料として使用する方法は、かつては顧みられていませんでしたが、現在、世界の料理人たちに見直されているのです。
via @松前屋

なるほど…!

醤油より前に調味料として使われていたという歴史もありながら、今は逆に新しい調味料というポジションのようです。さらに、「うす味がうまくいかない」という私の悩みに対しては、液体状になった塩味をディスペンサーでスプレー状にして使うことができるので、うす味の敵であり、原因である「塩の使いすぎ」を防ぐことが出来るのです!シンプルだけど画期的!

ちなみに、松前屋さんの『昆布の水塩』は3種類あります。

【昆布の水塩 森≒15%】
  • 甜菜糖+ハーブ香辛料/昆布のうまみ+水+塩15%
  • 塩分濃度15%の【森】は昆布の旨味とハーブに香辛料が加えられている。
  • 生素材へ直接加えたり、下味として活用可能。
  • 蒸調理法ではハーブの香りも同時に入るので、生臭みを消す効果あり。
【昆布の水塩 海≒17%】
  • 鰹節+干し椎茸・貝柱・海老/昆布のうまみ+水+塩17%
  • 塩分濃度17%の【海】は昆布のグルタミン酸に鰹節などのイノシン酸を加え、旨味成分たっぷり
  • 料理の味付けや素材の旨味を引出す。
  • 下ごしらえから料理の仕上げまで
【昆布の水塩 玄≒25%】
  • 鰹節+干し椎茸・貝柱・海老/昆布のうまみ+水+藻塩25%
  • 塩分濃度25%の【玄】はプロ仕様で飽和食塩水とほぼ同じくらいの濃度。
  • 一夜干しなどから料理の基本塩として幅広く応用可能。
  • 旨味をさらに向上させるため、藻塩を使用。

といったバリエーションです。


スプレーでしゅっしゅっとするだけで「ハーブの良い香り」が付くので、何となく"洋"のお料理の時は【森】を使って、鰹節とか和の食材のエキスがたっぷりな【海】は"和"のお料理の時に使っています。下ごしらえにめちゃくちゃ便利&優秀です。

ただ、振りかけてそのまま食べる場合(生野菜にちょっとかけるみたいな時)は、【森】や【海】では風味がつく程度なので、味をはっきりさせたい時は別途塩とかお醤油を加えちゃってるので、意味ないかもw


「このお料理に使いました!」とちゃんとお料理の写真も添えて「つくレポ」ができればなお良いのですが、あまりに日常的に使いすぎていて、改めてというのがなかなかタイミングがなく、半分くらい使ってからのレポートになってしまいました。。。ごめんなさい!でもほんと、自炊するときはだいたいのお料理に使わせていただいております。多謝!

都内では百貨店や紀伊國屋、クイーンズ伊勢丹で取り扱いがあるようですが、松前屋さんのECサイトでも購入できるようです。(会員登録が必要)
【森】と【海】は1本1,050円(税込)、【玄】は1,260円(税込み)です。

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【海】http://www.matumaeya.jp/store/products/detail.php?product_id=53
【森】http://www.matumaeya.jp/store/products/detail.php?product_id=52
【玄】http://www.matumaeya.jp/store/products/detail.php?product_id=54


繰り返しになりますが、"片手でしゅっしゅ"ができるのは、かなり便利です。
あとパッケージがオシャレなのも気に入ってます◎

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