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【大人の遠足・Tottorip】鳥取のレトロモダン『たくみ割烹店』で味わう「鳥取和牛オレイン55」 #tottorip

★Tottoripの話題が続きますが、先にpostした総括的エントリはこちら▼

【大人の遠足・Tottorip】~好奇心をパスポートに、秘境(!?)鳥取へ、いざ!~ - R T @ p i n k p e c o

 

「鳥取の名産といえば?」と聞かれたら今までだったら「梨でしょ!」と答えていた私ですが、 お皿一面に広がる麗しい差しの入った桃色の「鳥取和牛オレイン55」を「すすぎ鍋」でいただいてからは「オレイン55でしょ!!!」と前のめりに即答することを心に決めました。

元々、お肉とお酒に目がないということや、羽田空港で2時間待ちぼうけをくらってようやくたどり着いた鳥取での 最初のお食事ということもあり、気合いも期待も最高潮だったのですが、いや~想像以上でした!

鳥取駅を通り過ぎ、少し通りを入っていくと、懐かしい雰囲気の建物が並ぶ通り沿いにそのお店はありました。

店構えからして老舗の風格が漂う『たくみ割烹店

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昭和三十七年開業のしゃぶしゃぶの元祖と言われる「すすぎ鍋」が有名なお店で、『たくみ割烹店の隣には民藝の器を置いている『たくみ工芸店』と、『鳥取民芸美術館』があり、"生活美術・民藝"をテーマにした一角となっているようです。


しゃぶしゃぶの元祖「すすぎ鍋」とは?

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"しゃぶしゃぶ"のルーツは中国北西部にあり、北京の名物料理「シュワヤンロウ」が原形だそう。 火焙子(ホウコウズ)という独特の鍋に湯をたぎらせ、香菜などの野菜に薄く切った羊肉をさっととおして、タレで食べる料理のことだったそうです。

そこから、鳥取市出身で民芸運動の指導者のひとりで『たくみ割烹店』を開いた吉田璋也氏が、戦後の京都の店先で形の美しいホウコウ鍋を見つけ、戦時中に軍医として赴任していた北京の料理を日本に伝えたのが始まり。羊肉を牛肉に替え、柳宗悦先生や河井寛次郎先生等の助言を得て今日の形となったそうです。

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関西人なので、しゃぶしゃぶと言えば『大阪 スエヒロ』だと思っていたのですが、 由緒ある元祖はやはり『たくみ割烹店さんということで。
ちなみに東京だと赤坂の『ざくろ』さんが有名みたいですね。


「鳥取和牛オレイン55」とは?

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江戸時代から和牛の産地として良牛が受継がれきた鳥取。その中でも"牛肉脂肪中のオレイン酸含有量55%以上"という厳しい条件を満たしたものだけに与えられるのが「鳥取和牛オレイン55」というブランドです。

「鳥取和牛オレイン55」はオリーブオイルの主成分でもあるオレイン酸を豊富に含んでいて、まろやかな脂肪の質と赤身のバランス良さが絶品!風味絶佳! (ちなみに55は「ゴーゴー」と読みます!GO!GO!)

お皿一面にうつくしく盛りつけられたお肉が本当に美しかったなあ…。思い出すだけでため息が出ますよ、あれは。

『たくみ割烹店』さんの人気メニューはこんな感じのラインナップ。

◆すすぎ鍋 または すき焼(要予約)
〔福〕3,990円
〔悦〕5,040円(黒毛和牛ロース肉)
〔喜〕7,140円(黒毛和牛ロース肉)
◆ロースバター焼 1,580円
◆ハヤシライス  1,260円
◆牛丼              1,260円
◆牛すじ煮込         630円

すき焼きも食べてみたいなあ….。でも「オレイン55」の"うまみ"と"あまみ"は「すすぎ鍋」でシンプルにいただくのがおすすめかもです。

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ちなみにつけダレは少しラー油が混ざっているごまダレでした。ごまダレなんですが、なんとなく酸味があってさっぱりするのであの量のお肉もさらっといただけました!

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デザートの苺はとっても大粒!あんまいです!("あまい"では全然足りないw)

今回はお邪魔した時間的にお酒はいただいていないのですが、「すすぎ鍋」でオレイン55をいただきながら、鳥取の日本酒を合わせたら絶対美味しいだろうなあと妄想したりしていましたw 次行った時は、試してみたいです。

 

鳥取の民藝の器が素敵すぎる!

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『たくみ割烹店』さんの良いところは、お料理だけじゃないんです。"鳥取の旬の郷土料理を手作りの器で提供すること"というコトをテーマに、地元でとれた魚や野菜などの食材をなるべく使って地産地消に努めているそうで、いただいたお料理の器はすべて鳥取の民藝の器でした。

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照明や襖の飾りも民藝のモノを使われていて、ちょっとレトロだけど初めて訪れたのになぜか懐かしい感じがして、くつろげる雰囲気のお店です。

個人的に民藝の器にハマってるのですが、特別な使い方というよりも普段使いで生活の中どんどん使えるのが好きで。

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このお皿とか、かなりモダンなデザインですが、洋食器と和食器の中間くらいのバランスなので、和食を盛りつけても合うんですよね。このお皿は「因州中井窯」の坂本章さんという方がつくられているそうです。

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格好いいわ~、このデザイン。

『たくみ割烹店』さんのお隣の『たくみ工芸店』さんもチラっと覗かせていただいたのですが、 鳥取のおとなりの島根の窯元さんの器もたくさん置いてあり、テンションがあがりました!

湯本のエッグベーカーと出西窯のお皿を持ってるのですが(すみません、いずれも島根の窯元さんです。。)『たくみ工芸店』さんでもエッグベーカーが置いてあって、つい買いそうになりましたw

民藝の器はひとつひとつ手作りなので、柄も違うし、形もちょっとずつ違っていて、その機会を逃したら二度と出会えないものなので、ひとめぼれしたら連れて帰るべきなのですが、今回は家に居る子が一番だと思ったので「またくるね」ということで我慢しました。

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▲この「とっとりの手仕事」というサイト、イラストがかわいくて好き。
(昨日のエントリで手に鳥の顔かいた写真はこれを見て真似したのでしたw)


ちなみに東京だと代官山にあるSMLというお店でも取り扱われています。わたしもそのお店で出会ってから、民藝の器にはまったんですけどね。ちなみに「因州中井窯」さんの器はD&DEPARTMENTとかMUJIキャラバンでも取り上げられてた&紹介されていたみたいです。(ナガオカケンメイさんのアンテナ感度はさすがだなあ。)

 

鳥取で生まれたおいしい食べ物、伝統ある料理法、うつくしい器、すてきな調度品。 鳥取の良いところがぎゅっとつまった、とても心地よいお店でした。
こないだ食べたところなのに、もうまた食べたい、オレイン55!
鳥取に行ったら是非立ち寄ってみてほしいお店です!


たくみ割烹店
たくみ割烹店 たくみかっぽうてん - 鳥取/しゃぶしゃぶ [食べログ]

『たくみ割烹店
鳥取県鳥取市栄町652
TEL/0857-26-6355
FAX/0857-26-6356
営業時間11:30~14:00
    17:00~22:00
定休日:無休

 

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