一期一会の「醸し人九平次 rue Gauche 2012」

 

醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」とは。

愛知県名古屋市の株式会社萬乗醸造というところの日本酒のブランドなんですがホームページとか、とてもおしゃれにつくられてます。

http://kuheiji.co.jp/

はせがわ酒店 GranSta店」は東京駅に立ち寄ったら改札内でおかいものができちゃうので贔屓にしているのですが、はせがわ酒店のプライベートブランド「rue Gauche」というシリーズの2012年版が入荷されているのを発見。四号瓶で1,500円くらいとお手頃だったのですが、他の純米吟醸酒も気になっていたのでどちらを連れて帰ろうかと棚の前でしばらく唸っていたのでした。すると、後からお店に入ってきた女性(年近そうなかんじがした)がわたしが買おうかどうか迷っていた珍しいコルクラベルの日本酒と、醸し人九平次の「rue Gauche」の両方をさっと取り、颯爽とレジに向かっていったのでした…。そしてなんだかその勢いにつられ、私も「rue Gauche」を手に取り、レジに並んだのでしたw

お店の中はこれから新幹線に乗る人なのか、缶ビール数本を購入するおじさま達がたくさん居る中、日本酒を抱えてレジに並ぶ女ふたり…。見ず知らずの方ですが、なんか仲良くなれるんじゃないかなーと妄想したりしていましたw

そして、これが「醸し人九平次 純米吟醸 rue Gauche 2012」のラベル。濃い赤紫のラベルが上品で、ボトルもワインが入ってそうなかたちでした。九平次のお酒は他の銘柄も「ワイングラスでたのしんでね」とホームページに書かれてるのですが、「rue Gauche」を飲んでみて確かに、薄手のグラスに合いそうでした。わたしは錫のマグで飲んじゃったけど…。

お味は、口に含むと少しピリピリして、発泡感があっておいしかったです。白ワインのようなイメージでよく冷やした方がいいのかなと思っていたのですが、時間がたって常温くらいになったときの方がかおりが開いておいしくかんじました(あとでラベルを読んだら、少し冷やしたくらいか常温でどうぞと書いてありましたw)。購入してから数日後に立ち寄ったらもう1本も残ってなかったので、あの時おねえさんにうっかりつられて買って良かったなあと。一期一会ですね。

あこがれの初☆九平次の味を堪能し、またおいしい日本酒に出会うべくはせがわ酒店に通うのでした(つづく)

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